帰省も旅行もないお盆。読書。辻政信。

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どうもみなさん。

 

お盆休みですね。

 

同僚や後輩達が夏休みなので留守番をしています。

 

決算もほぼ終わりつつあり、仕事はありません。

 

コロナのせいで帰省は?旅行は?と話題になっていますね。

 

わたしは、どこにも行きません。

 

無症状なだけで感染しているかもしれず高齢の両親や親族にうつしてしまったら、大変です。

 

今年はじっとしています。

 

そういう時はゆっくり読書ですね。

 

まずは上記の本を読みました。

 

夏は前の戦争に思いをはせるよい季節です。

 

ノモンハンという中国のへんぴなところで日ソが闘った日々を当時の陸軍参謀辻政信氏が振り返っている内容です。

 

ソ連軍の自動化、機械化された戦車軍団と肉弾で戦わされた日本軍が不憫でなりません。

 

ソ連側も甚大な被害を出しています。

 

ただ、なんのためにこんなところで両軍が闘ったのか現在の価値観では一切共感できません。

 

ソ連日中戦争で泥沼化した日本軍の実力を探りに来た可能性が高いと考えられますが、本気でやり返して全面戦争になったらどうすんの?という東京の大本営と、現地の関東軍ソ連軍に一撃を加えるという暴走がよくわかります。

 

辻参謀は勝っていると判断したようですが・・・。

 

当時の高級参謀がどういう人柄だったのか知るにはよい本でした。

 

戦場近くの料亭で土建業者が芸者と騒いでいるところを乱入して殴り倒したなどという逸話もありました。

 

部下思いの人でもあったようです。

 

この人はノモンハン後もいろんな戦場に現れます。

 

戦後は、戦犯から逃れるために東南アジアに潜伏したり、なぜか国会議員になったり波瀾万丈の人です。

 

潜行三千里という別の本に詳しいです。

 

とにかく、兵隊の命を軽々しく消耗する戦争はもう二度とやってはいけないということは再認識しました。

 

そして官僚が暴走し、国がメチャクチャになるという教訓が戦後75年たった現在もいかされていないことも・・・。

 

失敗の本質というベストセラーがありますが、若い人たちには是非読んで欲しいものです。

 

日本型の官僚組織で世界と闘うことはもはや不可能です。

 

しゃちく